『イチロー』

@イチローは自信家…
「ボール3つ、ストライク2つ。この枠内でどう組み合わせたとしても、今の野球のルールの範疇では、僕を打ち取る効果的な配球など見当たらない。
「ストライクゾーンにきたボールの7割は支配できる。」

Aイチローが野球に打ち込んだ理由…
「中学の3年間で一番大きかったのは、学力の底が見えたことかな。僕はそこで悟りましたから、完全に。勉強ではどうあがいても無理。学年で10番以内には入れても1番には絶対になれないと思いました。だから僕は勉強で上を目指そうとは思わなかった。自分なりに精一杯やっても、自分より要領が良くて、勉強ができるヤツはいっぱいいるわけですよ。これは限界だと思ったんですね。でも野球だったら、まだ余力がある時点ではるかにトップでいることができた。しかも、野球に対してはやる気になる自分がいることはわかってるし、やろうと思えばやれる自分もいましたから。可能性はどんどん大きくなりますよね。それで僕は野球一本に絞ったんです。」

Bイチローは、”準備を大事にするプレーヤー”
 寝る時間から逆算して食事の時間や場所を決めたり、首の位置が変わらないようにマイ枕を持参してたり、「寝るのも準備・食べるのも準備」の言葉通り、予期せぬ出来事でリズムが狂わされないよう徹底してます。

「自分でいったい何が大事なんだろうって考えたんです。人の期待に応えることなのか、自分の持っているものを出すことなのか。それを天秤にかけると、自分が力を出すことの方が絶対に大事だと思いました。そこからですね、ゲームに入っていくためにいろいろな準備をしなくてはいけないと思うようになったのは。準備をしておけば、試合が終わった時にも後悔がないじゃないですか。たとえば、グラブの手入れを前の日にしなかった。その次のゲームでたまたまよくないプレーをしてしまったら、そこで後悔が生まれるわけですよ。そういう要素をなくしていきたい。試合に入るまでに全部。それで試合に臨みたい。そうすれば、どうしてダメだったかという理由もわかりやすいですからね。要するに、“準備”というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。」

C「どうすればイチローみたいになれるのか?」という小学生の質問に対して
目標を持ちましょう。そのためには早く好きなことを見つけよう。」


★イチローへのステップ★

@まず、早く好きなことを見つける。自分がどの分野で活躍したいのかを決め、それに集中する。

Aその”ゲーム”のルールを完全に把握する。

B少し背伸びした目標を持つ。
 ゴールを100m疾走の100mではなく、もっと向こうにセット。
〜日本を発つ直前のインタビューにて〜
「向こうへ行くことが夢じゃないんです。夢は遥かかなたにありますから」

Cそのゲームに対する準備を完璧に行う。準備不足を言い訳にはしない。
 毎日の生活そのものが、そのゲームの準備。

Dやるべきことと、やるべきことでないことを明確にする。
 やるべきことでないことを一生懸命やっても仕方がない。

Eセルフコーチングの能力を身につける。

「日本人がアメリカで野球をしようと思ったら、何よりも大切なことは、自分で自分を教育できることだと思います。自分で自分をコーチできる。そういう能力。これは絶対に必要でしょうね。」

Fオンとオフを切り替える。
 オフのときは何も考えてないですよ。できるだけ頭を空っぽにしようと思っています。」

G失敗しつづけ、そこから学ぶ。

H人の期待に応えることではなく、ただ自分の持ってるものを出すこと。
 そして自分のやってることを、より多くの人と分かち合えることができたとき、大きな富が生まれるのかもしれませんねo(^o^)o

最後に、イチローが高校2年のときに受けたあるメンタルトレーニング時に書いた”自分の夢”を紹介します。

             『“夢” 鈴木一朗』

「やっぱしプロ野球の選手だけど、プロに入るだけじゃつまらないから、有名な選手になって皆から”あいつみたいになりたい”って言われることが夢」

I人々のインスピレーションとなるような人生を目指そう(^o^)