“私の生涯で幸福な日々は6日もなかった(ナポレオン・ボナパルト)”
“人生とは本当に美しいものだと思います(ヘレン・ケラー)”

『ワッティー・パイパー』より
“きっとできる。きっとできる。きっとできる。きっとできる。”

『フローベル(フランスの小説家)』より
“成功は結果であって目的ではない”

〜幸せのヒント 「成功という結果の幸せ」〜

  成功した時には、強い幸福感を感じられるでしょう
  成功によって得られるものもあるでしょう
   お金、ステータス、人からの評価、自信、・・・
  成功によって状況が幸せな方向に変わることもあります

 成功までの「過程の幸せ」もあります。
 夢や目標をもって努力する過程には幸せを感じられることがいろいろあるはずです。
 たとえ成功しなくても、過程の幸せを充分に味わうことができれば、いいのではないでしょうか。

 成功の目的が「幸せ」だとすれば、結果(の幸せ)だけにこだわらず、
 過程(の幸せ)も大切にしたほうがいいのでしょう。

『人事を尽くして天命を待つ』
“人間として出来るかぎりのことをして、その上は天命に任せて心を労しない(広辞苑)”

〜幸せのヒント 「先の結果をどう考えるか」〜

  悪い結果を心配して、ただ心を労する
  結果は天に任せて、心を労しない
  良い結果を期待して、ワクワクする

 「ベストを尽くす」ことが基本でしょう。
 悪い結果を不安に感じたら、結果を良くするために今できることをする。
 結果をあれこれ考える時間があったら、結果を良くために今できることをする。

 良い結果を期待してワクワクしながらベストを尽くせたら、いちばんいいのではないでしょうか。

『リチャード・ニクソン(アメリカ第37代大統領)』より
“人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ”

『クラインとワーグナー(ヘッセ著)』より
“運命は、どこかよそからやってくるものではなく、自分の心の中で成長するものである”

『7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー著)』より
“自分の将来を予測する最も良い方法は、自分で将来を創り出すことである”

『トーマス・エジソン(アメリカの発明家)』より
“ほとんどすべての人は、もうこれ以上アイデアを考えるのは
 不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。
 いよいよこれからだというのに・・・”

〜幸せのヒント 「続けるか、あきらめるか」〜

  最後まであきらめない
  成功するまで続ける
  何回でもチャレンジする

  あきらめが肝心
  見切りをつける
  引き際が大事

 「続けるか、あきらめるか」の判断は難しいことです。
 人生では、その時々に、自分で決めればいいのでしょう。
 一度決断したら、自分が選択した生き方の中で、
 幸せに暮らす努力を続けることが大切なのではないでしょうか。

 「自分が好きで続ける。その結果、成功する」というのが、理想かもしれません。

『アウレリウス』より
“他人の厚顔無恥に腹が立つ時、ただちに自ら問うてみよ。
 「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがありえようか」「ありえない」と答えるだろう。
 それならばありえぬことを求めるな。”

〜考えるヒント〜

◇私たちの弱さは、相手にないものねだりをして、その期待にこたえられないことに対して、
 腹を立ててしまうところにあるのかもしれない。

◇今日の言霊にもあるように、誰でもが聖人君主でもなければ、厚顔無恥でもないはずなのに、
 たまたま、遭遇する期待はずれな人間に対して、自分のことは棚にあげて、腹を立ててしまったり、
 相手をなじってしまったりする。実は、相手に依存している自分の弱さを不問に付して。

◇このことは、実は会社の中でも日常的に起こっている事かも知れない。
 上司が、部下に対して、自分のレベルで物を語り、自分のレベルで命令を下し、
 その結果、部下がその上司の意図や指示を理解できず、仕事が失敗してしまった時、
 上司の叱責が部下に飛ぶ。「何で分からないんだ!出来ないんだ!」と。
 そういう状態は、今日の言霊の指摘のように思うが、どうだろう。

◇私たちは、自分ではなしえないことを他人に期待してはいないだろうか。
 謙虚になって、自分を振り返るためにも、この言霊をたまには思い出してほしい。

『ソロー(アメリカの作家)』より
“すべての不幸は、未来への踏み台にすぎない”

『人を動かす(デール・カーネギー)』より
“他人の短所を見れば憂うつになり、他人の長所を見れば人生が明るくなる”

〜幸せのヒント 「人の長所と短所?」〜

  人の短所を見れば、イヤな気もちになりやすいでしょう
   中には、相手をバカにしたり優越感を感じる人もいるでしょう
  人の長所を見れば、好感をもちやすいでしょう
   中には、嫉妬したり落ちこむ人もいるでしょう

 相手の短所を多く見るよりも、相手の長所を多く見て好感をもてたほうが、
 自分のためにはいいのではないでしょうか。

  長所が目立つか短所が目立つかは、その相手によるでしょう
  相手の長所を見やすいか短所を見やすいかは、その人によるでしょう

 相手の長所を見ようと心がければ、それなりの効果はあるのではないでしょうか。

 まわりの人に好感をもてるようになれば、人生がより明るく思えるのかもしれません。

『畸型児(小幡欣治)』より
“ちっぽけな虚栄が、往々にして人間の一生を破滅させる大きな力になる事もある”

『上杉鷹山(ようざん)(江戸時代・9代目米沢藩主)』より
”成せばなる
 成さねばならぬ何事も、
 成らぬは人のなさぬなりけり”

『イチロー選手が語る“強さの秘訣”』より
“状態の悪いときに、どんな自分でいられるかが一番大事だと思う。
 そういう時に最初の打席で結果が悪いと『きょうはダメ』と思いやすい。
 そんな苦しさの中でも決して諦めない姿勢が、何かを生み出してくれる。
 だから逆風は嫌いではなく、ありがたい。
 どんなことも、逆風がなければ次のステップにいけないから”

『チーズはどこへ消えた?(スペンサー・ジョンソン著)』より
“変わろうとしないのは、変わるのが怖いからじゃないかな”

〜幸せのヒント 「変わる? 変わらない?」〜

  変わる恐怖
   どうなるかわからない、うまくいかないかもしれない、
   困難や苦労があるだろう、今あるものを失いたくない、・・・

  変わらない恐怖
   悪い状況がこのままいつまでも続くのではないか、
   このままではもっと悪い状況になるかもしれない、・・・

  変わる期待・希望
   変われば悪い状況から抜け出せるのではないか、
   変わればいい状況になるかもしれない、・・・

  変わらない安心
   今のままでもいい、現状のいい所もある、
   危険をおかすことはない、多少のことは我慢すればいい、・・・

 変わろうとするかしないかは、その時々の自分の判断しだいでしょう。
 変わろうとするのなら、変わることをあまり恐れず、良く変わることを期待し、
 変化の過程を愉しむことができたらいいのではないでしょうか。
 変わろうとしないのなら、変わらないことをあまり恐れず、
 今の生活を愉しむことができたらいいのではないでしょうか。

『フランクリン・ベドガー』より
“笑顔を忘れぬ人は常に歓迎される”

『shinobu』より
“悔しいと心の底から思ったなら、それは自分が本当に大事にしたい事や価値観に触れたから”

『ヘレン・ケラー』より
“閉まったドアを見ていると、自分のために開いているドアが別にあることに気づかない場合が多い”

『人生愉しみの見つけ方(川北義則著)』より
“恐怖は逃げれば二倍になるが、立ち向かえば半分になる”

〜幸せのヒント 「心構えの違い?」〜

  敵から逃げ、
   後ろを向いてしまえば、敵の様子や正体が見えず、
    怖い想像を余計にしやすいでしょう
   また、敵の攻撃をかわすことも、
    受けとめることも、反撃することもできません
   走ると、重心が安定せず、心が落ちつかないでしょう

  敵に立ち向かう心構えをし、
   敵をよく見れば、余計な想像はあまりしなくてすむでしょう
   身構えれば、敵の攻撃への対応の準備ができます
   重心が定まって、少しは心が落ちつくでしょう

 あわてずに、相手をよく見定めてから、逃げるか、立ち向かうかを決めたほうがいいのでしょう。
 人生の中では、一目散に逃げたほうがいい敵は少ないのではないでしょうか。

『ティートゲ(ドイツの詩人)』より
“喜びを人に分かつと喜びは二倍になり、苦しみを人に分かつと苦しみは半分になる”

〜 幸せのヒント 「幸不幸を分かつ」〜

  一つの幸せを、人といっしょに喜べば、幸福感が共鳴して大きくなります
  人と共有の目標を達成できれば、その喜びは大きいでしょう
  互いに幸せにし合えば、たくさんの幸せを感じられるでしょう

  苦しい時にそばにいてくれる人がいれば、つらさも少しは減るでしょう
  人に悩みを聞いてもらうだけでも、少しは気もちがラクになります
  人と問題を共有し、協力し合えば、負担は軽くなります

 幸せを分けてくれる相手がいる人は、幸せです。
 苦しみを共にしてくれる人がいる人は、まだ幸せです。

 幸せな時には、人に幸せを分けることを考えてみる。
 身近に不幸な人がいる時には、共に苦しんであげることを考えてみる。
 このようなことができるようになれたら、いいのかもしれません。