『勝つ前にやらなければならないこと』
=京都伏見工高 ラグビーの全国大会優勝=
 杉本主将の言葉から・・・
『昨季は京都の地方大会で敗退、花園にも来れなかった。去年の敗因は、技術や体力だけではなかった。足りなかったのは精神力。
 遅刻厳禁、挨拶の徹底、ゴミ拾い等々・・・・。そういったところからチームを一から作ってきた・・・・・・』
=国見高校 サッカー部全国大会優勝=
 小嶺忠敏監督が会場に来た選手達に、ホテルの部屋をきちんと片付けてきたかどうか確認したところ、返事が曖昧だったので、会場からホテルへ帰らせ、徹底させたという内容の記事でした。同校はその大会の優勝校です。
=トルシェ・ジャパン=
 日本チーム強化のために招聘したトルシェ監督から、選手達は、どんな素晴しい世界トップレベルのスキルや戦術が聞けるかと期待しました。
 監督から出た言葉は、ミーティングには時間通り集まる事。一部選手のブーイングに対し、守れない選手は出さないというものでした。
=鳴門工高野球部甲子園で準優勝=
 同校の高橋監督がメンタルの指導を取り入れました。指導した事は当たり前のことをきっちとやること、まず挨拶の徹底です。
 高橋先生の良き指導もあって、全員が実践し始め、同時にメキメキ強くなっていきました。甲子園出場自体が不思議に思われていましたが、あれよあれよと勝ち進み、報徳高校と優勝を争う決勝まで進みました。
=大阪市立松虫中学陸上部=
 元同校の原田隆史先生は、10年以上に亘り日本一に導かれましたが、先生が最初に徹底して実践された事は、履物を揃えることでした。
 生活指導もされていて、全校生徒にも実践されるようになりました。習慣的行動と云うのは素晴らしいもので、修学旅行先の旅館で他校の生徒の多くの履物も揃えて、旅館の人達を大変感動させたという事です。