『アイシンバスケットボール部チーム心得(鈴木貴美一)』
1.あらゆる体験がその人の大きな力となり、人生の支えになる。

1.難に遭遇した時こそ自分の真価を知る良い機会である。

1.苦境を味わう気持ちになった時すでに問題は解決に向かっている。

1.雨や嵐があってこそ晴れのありがたさがわかり、
  苦しみや悲しみを味わった人に本当の幸せがわかる。


1.1つの考え方にこだわっていると、新しい考え方は見つけられない。


1.個人の幸せはチームの繁栄が確立してこそ成り立つ。

1.与える時は人は豊かになり、惜しむ時命は貧しくなる。

1.異なる働きをしながら心を1つに合わせていくのがチームである。

1.思いやりの心が貧しいと気付かぬうちに人を傷つける。

1.勝った時はチーム全員の力。
  苦しいとき一番惨めな人間のことを考えられる人間になれ。


1.仲間の不足を思うのはその人間の一面しか見ていないからである。

1.井の中の蛙になるな。チームメイトと比較しないこと。
  スポーツは自分自身との闘いである。


1.過去の実績にとらわれていると、伸びるものも伸びない。
  実績は今から作るもの。


1.過去を自慢するものは進歩の止まった証拠。

1.逃避しないこと。1つのことができない人間は他のことができない。

1.10回やって1回勝てるとしたら、その1回を最初に持ってくればよい。

1.ベンチの中で1人でも負けるかもしれないと思えば、
  試合には絶対に勝てない。


1.マイナス思考にならず、プラス思考で常にいること。
  前向きに考えることが運を呼ぶ。


1.欠点は人より時間がかかることなので、努力し長所を伸ばすことも
  決して忘れてはいけない。


1.練習では一番下手だと思い、試合では一番うまいと思え。

1.人が不幸になればいいなどと考えるな。それは最後に自分に返ってくる。
  幸せは精一杯努力して自分自身でつかむこと。


1.感謝する心が自分自身の幸せの基礎となる。